2018年の厚生労働省のデータによると、副業(会社員をしながらの)も含めると、フリーランス、つまり個人事業をする人が1000万人もいるとか・・・
これは国内の労働人口の6分の1にも達する数字だそうで、同じくフリーランスになった開業税理士のワタクシも含まれております。
なぜこのように増えているかというと、企業の中でも副業が認められるようになりつつあることや、インターネットを利用した収入を得る手段が増えていることなどが原因とその白書には述べられています。
また、一方で、老後の2000万円問題のように、会社や国の制度だけに依存しない(できない)ことに対するキャリアアップの考え方も増えているのでしょう。
少し前なら終身雇用制度が前提ですから、より安定した企業に就職して、出世していけば安泰と思われていました。今も大半の方がそうでしょう。
しかしIT企業などは特に、より自分をキャリアアップできる企業に転職をしていったり、あるいは自分で起業したりという多様な生き方が増えています。
一方で企業を定年退職してからも、人生100年時代ですから、引き続き何らかの仕事に就く方も非常に増えていますよね。
女性の方たちも、以前私の世代の女性たちは結婚すると家庭に入り、専業主婦になる方が多かったのですが、今や若い子育て中の方でも、ほとんど何らかの形で働いている方がほとんどです。
私もそうですが、定年までにはまだ年数がありますが、組織、会社に縛られる生活ではなくてお金や(もちろん大事だけど)安定だけではない、自由な生き方を選ぶ人も増えているのでしょう。