新たに導入したＪＤＬのサーバーに、最近はサーバー機能だけでなく、事務処理効率化のためのＡＩが搭載されています。
先日ようやくＪＤＬの方からレクチャーを受けました。通帳や請求書などの証憑書類をスキャナーやスマホのカメラで読み取って、仕訳入力まで完了できるようになっています。賃金台帳などもスキャナーで読み込ませると、ＡＩが学習し年末調整のシステムに連動するようになっています。
数年前は、ＯＣＲで仕訳帳を読み取り、会計データに連動できる仕組みはありましたが、精度が低く、結構読み間違いも多かったものです。しかし近年のＡＩによる事務処理の効率化のためのツールは、非常に賢くできていると、感心しました。
実のところ、私・ひとり事務所の関与先様の件数では、使いこなすまでは至っておらず、いまだ手入力でやっておりますが・・・（使いこなせれば絶対便利なのはわかるのですが・・・汗）
ですが大手事務所で、一人が多くの件数を抱えている担当者は、最初苦労しても、使う方が絶対効率がよさそうです。会計事務所の職員の労働時間削減、ひいては人手不足解消もできるでしょう。
これからは単純な事務作業は、ＡＩに取って代わられ、多くのホワイトカラーが職を失うと言われています。
事務においてもD/X化を進め、これらを使いこなす能力、そして我々専門家はより専門性の高い知識を身につけないといけませんよね。