今、様々な業界で人手不足が言われています。建設や介護などエッセンシャルワーカーの業種は特に人手が足りていません。
最近顕著になったのが、タクシーやバスの運転手の不足です。少し前のように、駅前や大きな通りで手を挙げればタクシーを拾うことができる社会ではなくなりました。バスのダイヤも運転手不足により短縮したり減少したりする傾向にあるようです。
また、物流の業界でもトラックの運転手の不足、いわゆる2024年問題を抱えています。
一方で、いろいろな業界や各企業において、何とか少ない人材での効率化を進める努力をされています。
また、生成ＡＩの進化によって、いろいろなシステムが、人に代わって仕事をすることが徐々にできるようになりつつあります。
先日放送されたＮＨＫスペシャルでは、生成ＡＩの進化によって、特に事務員やショップ店員やサービス業などの職種では、2035年には逆に480万人もの余剰になるという試算がでているそうです。
これは大変な驚きです。人手不足が言われて久しいですが、デジタル化の進展で、特にホワイトカラーの人たちはＡＩに取って代わられるのが予測されています。
実際私の知り合いも、長年ホワイトカラーの職種で務めておられましたが、退職後はなかなか仕事が無いという現実です。
これからは終身雇用で一つの会社で安穏と務めるのではなく、将来を見据えた自分のスキルを磨く必要がありそうです。