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税理士会の高齢化と確定申告相談業務

月に1度、所属する税理士会の定例会が開催されています。私の所属税理士会は上田支部です。

そこで所管の税務署の方、県と市の税務課の方もみえて、連絡事項等をお伝えいただいたり、研修会が開催されたりしています。

ひとり税理士なので、重要な連絡事項は聞き逃してはなるまいと、できるだけ参加しています。

 

確定申告期に我々税理士は、各所に申告相談やら税務支援業務に駆り出されるのですが・・・

先日の定例会で、担当の先生が、できるだけ参加してほしいとのこと、切実におっしゃっていました。

というのも、税理士会上田支部、なんと税理士全会員のうち、70歳以上の税理士が45%を超えるようになったそうです。70歳以上の税理士は、そのような税務支援が免除されるのです。

ということは、およそ半数の税理士で、この繁忙期に税務支援業務に従事しなければならないのです。

事務所の関与先のお客様の確定申告業務に加え、税務署や商工会議所、金融機関等、各所の申告相談への派遣と、なかなかにタイトな時期となっておるのが現状です。

税務当局の人員も昔よりだいぶ合理化されているようですし、なかなかに厳しい時期です。

 

どうりで、税理士会から税務当局への要望である建議要望項目には、毎回のように確定申告期限を3月15日から延長してほしいという要望項目があがるのも無理はないです。

私もアラカンだというのに、税理士会では若い方(!)目のショボショボを堪えて乗り切る次第であります!